博士号カウンセリング心理学

セトン ホール大学の人間開発、文化、メディア学部が提供するカウンセリング心理学博士課程の包括的な目標は、科学者と実践者の両方のモデルでカウンセリング心理学者を育成し、研究と実践の両方の価値を理解した、責任感と能力のあるプロの心理学コミュニティーの一員としての役割を担えるようにすることです。このプログラムは、1999 年 10 月 22 日より、米国心理学会 (APA) のプログラム相談および認定局 (750 First Street NE, Washington, DC 20002-4242、電話: 202-336-5979) を通じて認定されています。

カウンセリング心理学の博士課程は、94 単位のフルタイム プログラムです。すべての学生は、理論、多文化能力、研究、実践の定められた一連のトレーニングを受けます。科学者と実践者のモデルに従い、学生はトレーニング期間中ずっと研究プロジェクトに参加します。これは 1 年目に教員の研究助手として配属されることから始まり、論文に加えて少なくとも 1 つの独立した研究プロジェクトの設計、データ収集、分析で終わります。

学生には、専門組織やカウンセリング心理学学生協会への参加など、リーダーシップ活動やコミュニティ活動に参加するさまざまな機会があります。1 年生は、生涯にわたって人々と関わるコホートとして実習を行います。2 年生から 4 年生は、大学のカウンセリング センター、病院、コミュニティ メンタル ヘルス センターなど、さまざまな環境での実習に応募します。このプログラムは、5 年目にフルタイムのインターンシップで終了します。

APA認定

このプログラムの全体的な目標は、科学者と実践者のモデルに基づいてカウンセリング心理学者を育成し、心理学の専門家コミュニティの責任ある有能なメンバーとしての役割を担うことです。このようなメンバーは、心理学の実践における科学と研究の価値、および心理学の科学における応用実践の価値を理解しており、人間としての発達と、人生に影響を与えるさまざまなシステムや環境の文脈の中で、人々が自分の人生に責任を持ち、コントロールできるように支援できるスキル、知識、自己理解を身に付けています。

さらに、プロの心理学者は、さまざまながらも相互に関連するさまざまな側面において能力を発揮することが求められます。プロの心理学者を教育し、訓練するプログラムは、公衆と専門職を保護するよう努めています。したがって、そのようなプログラムの教員、訓練、スタッフ、監督者、管理者には、パフォーマンス、発達、機能のさまざまな側面にわたって学生と研修生の能力を評価する義務と責任があります。学生と研修生は、プロの心理学プログラム (博士課程、インターンシップ、ポスドクなど) における学術的能力が包括的に定義され、評価されることを理解し、認識することが重要です。具体的には、授業、セミナー、奨学金、総合試験、および関連するプログラム要件におけるパフォーマンスに加えて、専門的な発達と機能の他の側面 (認知、感情、心理、対人関係、技術、倫理など) も評価されます。したがって、発達の枠組みの中で、学生と教員の間にある固有の力関係の差を十分考慮した上で、学生と研修生は、教員、研修スタッフ、監督者が、授業、セミナー、奨学金、総合試験、または関連するプログラム要件以外の、またそれらに加えて、自分の能力を評価することを認識しておく必要があります。

これらの評価領域には、十分な実証が含まれますが、これに限定されません。

• 対人関係および職業上の能力（例：研修生が顧客、同僚、教員、関連専門家、一般の人々、多様な背景や経歴を持つ個人とどのように関係を築くか）
• 自己認識、自己反省、自己評価（例：自分の信念や価値観が顧客、同僚、教員、関連専門家、一般の人々、多様な背景や経歴を持つ個人に及ぼす内容と潜在的な影響に関する知識）
• 監督プロセスに対する開放性（例：適切なケアの提供を妨げたり、専門職の発達や機能の妨げとなる問題を調査する能力と意欲）
• 専門能力の開発や機能の妨げとなる問題や課題を満足のいく方法で解決する (例: 上司やプログラムの教員からのフィードバックに建設的に応答する、改善計画を正常に完了する、課題や課題を解決するために個人療法に参加するなど)。

カウンセリング心理学者はますます多様な環境で働いているため、このプログラムでは、他の専門分野の学生に提供されるものと同等の心理学理論の基礎を集中的に提供します。ただし、トレーニングの哲学では、APA Division 17 で定義されているように、カウンセリング心理学者と他の専門家を区別する実践アプローチに重点が置かれています。つまり、重度の精神障害を持つ人ではなく、比較的健全な人に焦点を当てること、精神障害の程度に関係なく、長所、強み、およびポジティブな精神状態に焦点を当てること、比較的短い介入に重点を置くこと、人または環境のみに焦点を当てるのではなく、人と環境の相互作用に重点を置くこと、および教育とキャリア開発に重点を置くことです。

プログラム内の専門分野を追うのではなく、学生は総合的なジェネラリストに焦点を当てた理論、研究、実践のトレーニングを受けます。学生は、セトン ホールでのトレーニングを拡張する選択科目、インターンシップ、および/または博士研究員としての経験を通じて、さらに専門性を高めることを選択できます。過去の卒業生は、大学カウンセリング センター、医療およびリハビリテーション施設、大学の学術部門、個人開業およびコンサルティング、ビジネスおよび組織実務など、さまざまな環境でキャリアを選択しています。